2013年01月05日(土)
木更津市制施行70周年記念事業
劇団四季「王様の耳はロバの耳」
世界の名作から生まれた、寺山修司と劇団四季のミュージカル
一緒に歌えば、ほんとうのことを言える勇気が湧いてくる!
ギリシャ神話のひとつ、「王様の耳はロバの耳」。
イソップ寓話として読まれた方も多いでしょう。
その寓話をベースにして、詩人・劇作家の故寺山修司が、劇団四季のために楽しいミュージカルを書き下ろしました。
「言葉の錬金術師」と言われた寺山修司、そのユニークな世界観やセリフの面白さは絶品です。
案内役のニボシにナタネ、ローストビーフ卿に詩人のチキンなど、変わった名前の人物たちが繰り広げる物語には、真実を語る勇気とすがすがしさ、真実の声に耳を傾ける大切さと難しさ、自然の力の大きさなど、深いメッセージがいっぱいです。
1965年の初演以来、上演するたびに子どもたちにも大人たちにも大好評。
ぜひご家族でご覧ください。
美しく幻想的な装置、躍動感あふれるダンスを楽しみながら、
心豊かになれるひとときが待っています!
(上演時間:1時間50分[休憩含む])
昔々ある国に、とてもわがままな王様がいました。
その王様の髪を切るために、床屋たちが次々とお城へ行くのですが、誰も帰ってきません。
ついにその国では床屋がたった1人になってしまいました。
でも、ついにその若い床屋もお城に呼ばれてしまいます。
そこで彼が見たとんでもない秘密・・・それは王様の大きなロバの耳!
ほかの床屋たちは、そのことを口にして王様の怒りを買い、牢屋に閉じ込められていたのです。
若い床屋だけは、決してしゃべらないと約束をさせられ、町へ帰ることができましたが、気持ちは晴れません。
この国では王様にさからうだけで恐ろしいことになるので、床屋は苦しみをかかえたまま1人森にやってきました。
すると・・・
構成・演出=浅利慶太
作=寺山修司(名作童話による)
振付=謝 珠栄
作曲=いずみたく
編曲=宮川彬良
■ お問い合わせ
木更津市市民会館
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